ヨムナビ
別冊NHK100分de名著 「幸せ」について考えよう

別冊NHK100分de名著 「幸せ」について考えよう

島田 雅彦、浜 矩子、西 研、鈴木 晶

NHK出版 / 2014-04-25

累計読者数10
平均ハイライト数 12.2件/人
推定読了時間 約2時間37分
star総合評価 52/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 26%

この本について

最近、「幸せって何なんだろう」と考える時間が前より増えた気がします。仕事でも日常でも、与えられた役割に追われているうちはまだいいけれど、ふと立ち止まると急に空っぽになる瞬間がある。人と関わるのも面倒に感じる一方で、放っておくとどんどん孤独になっていく気もする。そのあたりのモヤモヤに、この本はじわっと効いてきました。 読みながら感じたのは、「幸せって派手な感情じゃなくて、心の平安の積み重ねなんだな」ということ。たとえば、あら探しばかりしていると小さな喜びを取りこぼしてしまうという指摘や、相手の気持ちをちゃんと尋ね合うことが人間関係の基盤になるという話は、どれも日常の具体的な場面が思い浮かぶようで、自分の行動を少しだけ変えられそうに思えました。また、「行動したから幸せになるとは限らないが、行動なくして幸せはない」という言葉は、焦って空回りしがちなときの良いブレーキにもなります。 さらに、年齢を重ねるごとに役割の意味が変わっていくことや、最期に誰かに看取られることの価値など、人生の後半をどう生きるかという視点も静かに差し込まれていて、長いスパンで自分の幸せを考えるきっかけになります。 自分のペースで幸せを見直したい人に刺さる一冊だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

幸福とは、最高の善である。――アリストテレス 幸せになりたい。でも幸せではない。どうしたら幸せになれるのか?――有史以来、人間は常にこの難問と向き合ってきた。本書では、文学・経済学・哲学・心理学の4分野から、それぞれ代表となる名著を紹介し、「幸せ」の正体へと迫っていく。『NHK100分de名著』初の別冊シリーズ。 [内 容] はじめに 名著から「幸せ」を考える ■文学の章 井原西鶴『好色一代男』『好色一代女』(島田雅彦) ―幸せとは、断念ののちの悟りである ■経済学の章 アダム・スミス『国富論』(浜矩子) ―幸せとは、人の痛みがわかることである ■哲学の章 ヘーゲル『精神現象学』(西研) ―幸せとは、ほんとうを確かめ合い、自分の生を肯定することである ■心理学の章 フロイト『精神分析入門』(鈴木晶) ―幸せとは、愛する人が幸せでいることである
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要