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「頭がいい」とは、文脈力である。 (角川文庫)

「頭がいい」とは、文脈力である。 (角川文庫)

齋藤 孝

累計読者数7
平均ハイライト数 26.6件/人
推定読了時間 約4時間6分
star総合評価 65/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 39%

この本について

仕事でも日常でも、目の前の出来事をどう受け取ればいいのか分からず、ただ情報に流されて終わる日ってありますよね。僕もよくあります。頑張っているつもりなのに「結局、自分は何を鍛えているんだろう」とぼんやりしたまま時間だけ過ぎていく感じ。そのモヤモヤを少しほぐしてくれたのが、この本でした。 齋藤孝さんの言う「文脈力」は、何か特別な才能ではなく、現実から意味を引き出す技術として語られます。たとえば、勉強を“脳の体力づくり”として捉え直す視点や、記憶を“習慣”として扱う発想。どれも今日から行動を一ミリ変えられるような、現実的なヒントばかりです。また、人の話や場の空気をどう受け取り、どこまで他人同士の関係まで想像できるかという話が出てきますが、これが思いのほか実用的で、自分のコミュニケーションの癖を見直すきっかけになりました。 特に刺さったのは、「今の自分の文脈だけで生きると息苦しくなる」という指摘です。五十年、百年のスパンで世界を見ることなんて普段考えませんが、その視点を少し持つだけで、日々の迷いの重さが変わる感覚がありました。大きな話に聞こえるけれど、結局は自分の言葉で考え、組み直す力をどう育てるかという話に落ち着いていくのがこの本のいいところです。 情報の洪水にすぐ疲れてしまう人、意味のある学び方を探している人には特に刺さると思います。自分の思考の“流れ”をもう一段見える化したいときに、手元に置いておきたくなる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

誰でも、何歳からでも頭はよくなる!頭のよさには、再生、再構築、アイデア、型、の4つの段階があり、簡単なトレーニングで鍛えられる。「頭のいい」状態になると、非常にすっきりと物事を考えられ、複雑な事柄がパズルがはまるようにカチカチッとはまりこんでいく。新しい意味を生み出す快感を味わうことができるのだ。今すぐできるメソッド満載!「頭のよさ」の構造を明かした画期的名著、待望の文庫化。
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