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ソシュールを読む (講談社学術文庫)

ソシュールを読む (講談社学術文庫)

丸山圭三郎

講談社 / 2012-07-10

累計読者数8
平均ハイライト数 78件/人
推定読了時間 約4時間50分
star総合評価 78/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 53%

この本について

仕事でも日常でも、言葉に振り回されている感覚ってありませんか。自分の意図と相手の受け取りがずれるとか、議論しているはずが「言葉そのもの」に迷い込んでしまうとか。わかったつもりで使っている概念ほど、実は曖昧だったりします。 『ソシュールを読む』を開くと、その曖昧さに光が当たります。たとえば、言語が「音」でも「文字」でもなく、関係の網そのものだと捉える視点。あるいは、同じ単語でも文脈が変われば無限の意味を生むという話。こういう考え方に触れると、普段のコミュニケーションで起きている混乱が、単なる自分の問題ではなく「言語の構造」から起きているということが腑に落ちてきます。また、著者が強調する“記号を読み直す”姿勢は、既存の枠組みに乗るだけでは見えなかったものを見せてくれる。ブームとしての構造主義ではなく、混乱の源泉まで遡って考え直す感じです。 自分の言葉がなぜ伝わらないのか、文化や制度がどうやって「形」を作ってしまうのか。そこにモヤモヤを感じている人には静かに効きます。特に、概念を扱う仕事をしている人には、足場を作り直す一冊になると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

近代言語学の父、フェルディナン・ド・ソシュール。残された手稿と「一般言語学講義」聴講生のノートから三度の講義内容を復元し、コトバを手がかりに文化や社会の幻想性を解明・告発する、その思想と方法を精緻に読み解く。二〇世紀の諸科学、とりわけ構造主義やポスト構造主義に多大な影響を与えた思想の射程と今日的な可能性が、あざやかに甦る。(講談社学術文庫)
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