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経済を読み解くための宗教史

経済を読み解くための宗教史

宇山 卓栄

KADOKAWA / 2015-11-19

累計読者数9
平均ハイライト数 15件/人
推定読了時間 約4時間24分
star総合評価 55/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 27%

この本について

仕事でも日常でも、人との距離感や価値観のズレに戸惑うことが増えてきました。なんであの国の人とは話が噛み合わないんだろう、なぜこのルールはこうなっているんだろう、そもそも自分は何を基準に「正しい」と感じているんだろう……。説明しづらい違和感だけが残ってしまう場面、けっこうあると思います。 この本を読んで一番助かったのは、「経済」「宗教」「法律」「国民性」といった大きなテーマが、じつは全部ひとつの線でつながっているんだと腑に落ちたことでした。例えば、前近代では犯罪捜査の技術が弱く、だからこそ人々の良心を支える宗教が共同体の仕組みに組み込まれたという話。これを知ってから、なぜ国によって“信用の作られ方”が違うのかを考えやすくなりました。また、明治期に輸入したヨーロッパの法律の背後にはキリスト教の倫理観が染み込んでいる、という視点も新鮮で、「日本は無宗教」と言い切れない理由が具体的に見えてきます。さらに、資本主義の基盤となったプロテスタントの労働観の説明は、働くことの意味を見失いそうになった時の足場にもなりました。 個人的には、世界を理解するための“前提”が静かに書き換わる感じがあって、ニュースや歴史に対する見え方が少しだけ落ち着いたものになりました。頭で理解するというより、世界の動きが腹に落ちる感覚に近いです。 文化や価値観の違いにモヤモヤしてきた人、また「経済の背景にある人間の心理や信念」を知りたい人には特に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

なぜ、ユダヤ教は優秀な企業家を生むのか?なぜ、資本主義はプロテスタントから生まれたのか?グローバル社会で成功するビジネスパーソン必須の「宗教×経済」の知識を身につける!
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