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「代謝」がわかれば身体がわかる (光文社新書)

「代謝」がわかれば身体がわかる (光文社新書)

大平 万里

累計読者数10
平均ハイライト数 35.8件/人
推定読了時間 約8時間24分
star総合評価 77/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 51%

この本について

体重や脂肪の話って、数字ばかり追っていると何を見ているのかよく分からなくなる瞬間があります。食べ方を変えても変化が出ないときなんて、「結局、身体の中で何が起きてるんだろう…」みたいなモヤモヤがずっと残るんですよね。 この本は、その曖昧な感覚に物理的な“手触り”をくれるタイプの一冊でした。脂肪が「燃える」のではなく、二酸化炭素と水になって外に出ていくだけだとか、化学反応とエネルギーの出入りは切り離せないとか、当たり前のようで全然知らなかった視点が多くて、読んでいて身体の捉え方が静かに更新されていきます。脂質やコレステロールの扱われ方も、善悪ではなく“性質の違い”として理解できるので、食べ物を選ぶときの迷い方が少し変わりました。 特に効いたのは、「体内で物質は消えない、形を変えているだけ」という考え方です。これを知るだけで、体重の変化を“現象としての出口”として見られるようになり、焦りみたいなものがだいぶ減りました。代謝を専門知識としてではなく、自分の生活と地続きに感じたい人に向いていると思います。 数字や栄養の情報に振り回されてきた人ほど、静かに軸を作ってくれる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「脂肪は燃焼する」「体温が高い人や汗をかく人は代謝がいい」「酵素ドリンクは体の中で何かいいことをしてくれる」「摂りすぎた脂肪が皮下脂肪や内臓脂肪になる」「ビタミン様物質やファイトケミカルは体の不調にいい」―こんなこと、信じていませんか。じつは体の代謝(体内でおこる化学反応の総称)の仕組みは、一般にイメージされているものとちょっと違うのです。ではいったい、「本当の代謝」とはどんなものなのか。カギは多種多様な酵素(生命を回す小人たち)が握るらしいが、その真の役割とは?高校生物で挫折した人も、巷に出回る健康食品やダイエット法に振り回されがちな人も、豊富で絶妙なたとえ話を使った解説によって、代謝のイメージが刷新され、体内世界に対する認識ががらりと変わること間違いなし!
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