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子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

子どもは「この場所」で襲われる(小学館新書)

小宮信夫

小学館 / 2015-12-06

累計読者数6
平均ハイライト数 19.2件/人
推定読了時間 約2時間17分
star総合評価 58/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 30%

この本について

子どもと歩いているとき、「ここは車が危ないよ」とは言えても、「ここで声をかけられたら連れていかれるかも」とまでは踏み込みにくいんですよね。相手が“どんな人か”は結局わからないし、見た目で判断できる自信もない。だからといって、ただ不安だけが積み上がっていく感じが続いていました。 この本が少し違うのは、犯罪者の“内面”ではなく、起きやすい“場所”に目を向けるところです。不審者探しに神経をすり減らさなくても、「入りやすく、見えにくい」場所を避けるだけで、リスクを大きく減らせるという視点は、日常の行動に落とし込みやすいと感じました。たとえば、公園の構造やトイレの位置、死角の有無など、親としてなんとなく気にしていたものが、理屈としてつながる感覚があります。 もう一つ刺さったのは、周りに人がいても安心ではない、という話です。誰かが気づくだろうと全員が思うと、逆に誰も動かない。あのスーパーの事例は重いですが、「自分が気づいたなら、とりあえず動く」という判断を、日常のなかで持つ大事さを教えてくれます。 不安を煽るタイプの本ではないし、すべてを完璧に守れるわけでもありません。でも、漠然とした心配を、行動に変えるための現実的なヒントがほしい人にはしっくりくると思います。自分もそのひとりでした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

あなたの防犯常識では子どもを守れない! 「暗い道は危ない」「怪しい人に気をつけて」…と子どもに教えていませんか。そうすると子どもは「明るい道」「普通の人」なら安全と思いこんでしまいます。子どもを狙う犯罪者は、好みの子どもを見つけるために明るい道を好みます。また、身なりも普通です。こういう教え方では、子どもを逆に危険に近づけてしまうのです。避けるべきは「危ない人」ではなく、犯罪が起こりやすい「危ない場所」。危ない人かどうかは外見ではなかなかわかりませんが、危ない場所かどうかは判断する基準があります。それは明るい暗いとは関係ありません。 本書は、日本人で初めてケンブリッジ大学大学院で犯罪学を学んだ防犯のスペシャリストで、「地域安全マップ」の考案者でもある著者が、「危険な場所」を見分けて子どもを犯罪から遠ざける方法をわかりやすく解説します。この本をお読みになれば、普段何気なく子どもを遊ばせている近所の公園や空き地、学校や塾への通学路が危険かどうかがすぐにわかります。 親、祖父母、教師の方々必読の一冊です!
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