
ジャイロスコープ(新潮文庫)
伊坂 幸太郎
新潮社 / 2015-07-01
累計読者数4
平均ハイライト数 4件/人
推定読了時間 約3時間16分
star総合評価 55/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 86%
この本について
最近、気持ちが沈んだ日の翌朝に「まだ大丈夫かも」と思えたり、仕事で理不尽な条件を飲まざるを得なかったり、自分でも説明しづらいモヤモヤを抱えることが多い気がします。弱音を吐くほどではないけれど、どこか落ち着かない。そんな時に手に取ったのが、伊坂幸太郎さんの『ジャイロスコープ』でした。 この本が効いたのは、登場人物たちの言葉がやけに生活に近かったからです。「どんな花にも蜜がある」とか「翌朝になれば改善されている」といった一見さらっとしたセリフが、実際の仕事や日常に不思議と馴染む。無理やり前向きにさせるのではなく、苦い薬にちょっと砂糖を足すように、気持ちの重さを少しだけ動かしてくれる感覚があります。また、「みんな自分の人生が心配で当たり前」という視点は、人に優しくする余裕がない自分を責めすぎずに済むきっかけにもなりました。 大げさに人生が変わる、という本ではありません。でも、混乱した日々の中で姿勢を立て直すための、静かな重りのような一冊です。自分を急かしすぎてしまう時期や、世界のノイズに疲れた人には、特に刺さると思います。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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出版社による紹介
助言あります。スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件の“もし、あの時……”を描く「if」。謎の生物が暴れる野心作「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。
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