
一流の睡眠
裴英洙
ダイヤモンド社 / 2016-08-08
この本について
寝つきが悪い日って、単に疲れていないだけなのか、それとも悩みごとを抱えたまま布団に入ってしまっているのか、自分でもよく分からなくなる時があります。私も「眠れない=気合が足りない」と思い込んでいた時期があったのですが、この本を読んで、まず“原因の種類を仕分ける”だけで気持ちがかなり軽くなることを知りました。悩みが自分でコントロールできるかどうか、その視点をつくるだけでも、睡眠に向かう姿勢が少し変わります。 本書が良かったのは、ふわっとした心がけ論ではなく、明日をどう迎えるかという“行動の設計”に話が落ちていくところです。就寝を一日の終わりではなくスタートとして扱う考え方や、19〜21時の「眠りにくい時間帯」を逆手にとって軽い運動を入れる方法、さらには目覚ましを鏡の近くに置くという具体的すぎる工夫まで、とにかく実験しやすいものばかりでした。どれも劇的な変化を約束するものではないのですが、続けていると翌朝の“だるさの質”が変わってきます。 特に、食事やカフェインとの付き合い方が睡眠に直結するという説明は、普段なんとなくやってしまっている行動に手を入れるきっかけになりました。帰宅前のうっかり買い食いや、寝る直前のスマホをどう扱うかなど、日常レベルで整えられるポイントが多いので、睡眠を「習慣」として改善したい人にはちょうどいい本だと思います。 自分のコンディションづくりに迷いがある人、あるいは「ちゃんと寝たいのに寝られない日が続く」という人にこそ届く一冊です。
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ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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