
日常診療における精神療法:10分間で何ができるか
中村敬
星和書店 / 2016-11
累計読者数4
平均ハイライト数 34.3件/人
推定読了時間 約5時間7分
star総合評価 74/100
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この本について
診察の「10分」をどう扱うかって、医療者だけじゃなく、対人支援の仕事をしている人なら一度はつまずくところだと思います。相手の話をきちんと聞きたいのに時間は限られているし、かといって急かすのも違う。自分は何を大事にすればいいのか…と迷い続けるあの感じ、よくわかります。 この本が面白いのは、劇的な技法を教えるわけではなく、“ごく普通のやり取り”をどう丁寧に積み上げるかに徹しているところです。例えば「治す」ではなく「改善」と伝えるニュアンスの選び方だったり、患者の生活に視線を移す質問の重さだったり、自分の理解を疑い続ける姿勢だったり。どれも当たり前に見えるのに、日々の実践でこそ効いてくる視点ばかりです。特に、初診での受け止め方がその後の10分を決める、という話は自分の働き方を見直すきっかけになりました。 派手な理論よりも、明日からの関わり方を静かに整えたい人に刺さる本です。専門職でなくても、誰かの話を「ちゃんと扱いたい」と思っている人なら多くの場面が腑に落ちるはずです。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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出版社による紹介
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