
結果を出すリーダーほど動かない
山北陽平
フォレスト出版 / 2017-09-19
この本について
チームに「やろうと言ったのに、結局やらないまま終わる仕事」が増えてくると、マネージャー側もだんだん何が悪いのか分からなくなってきます。指示は出しているつもりなのに、行動が変わらない。気合とか根性の問題ではないのも分かっている。こういう時のモヤモヤって、けっこう多くの人が抱えている気がします。 この本を読んで感じたのは、著者は「行動そのもの」を変えるための具体的な設計図を淡々と示してくれているということです。やる気とか性格ではなく、望ましい行動を仮説→実践→検証→改善の流れでつくり、さらに“やらなくても済んでしまう環境”を消していく。部下の言い訳に揺さぶられないための「壁」としての立ち方も、精神論ではなく行動分析の考え方で整理されています。特に、時間が確保できていないなら時間を確保するルールから見直す、という割り切りは現場のリアルに近いと思いました。 派手なノウハウではないですが、日々の業務の中で「結局、行動が変わらないと何も変わらないよな…」と薄々感じている人には、腹に落ちるところが多い本です。自分のチームで起きている問題を“行動”という単位に分解して見直したい人に刺さると思います。
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