
武器としての経済学
大前研一
小学館 / 2017-09-02
この本について
仕事で新しいアイデアを出そうとしても、なんだか全部「持ち物勝負」になってしまう感覚がありませんか。人手も予算も足りないし、結局できることが限られる……と頭の中でブレーキがかかるあの感じです。自分もよくそこで詰まっていました。 この本を読んで刺さったのは、「ヒト・モノ・カネを全部抱え込まなくても、今は外にあるクラウドを前提に考えればいい」という視点でした。クラウドコンピューティングで設備を、クラウドソーシングで人材を、クラウドファンディングで資金を補えるとわかると、「自分の会社や自分自身が今持っているリソース」に縛られなくなります。また、著者が強調するように、本当に必要なのは“全部そろえること”ではなく、“環境がどう変わっているかを読み、そこにアイデアをのせられる人”だという指摘も、現実的で腹落ちしました。 さらに、日本や韓国の比較に出てくる産業構造の話も、単なる国の話ではなく、自分の働き方に置き換えやすかったです。イノベーションを積み上げられる人と、下請けのように指示待ちになってしまう人の差は、意外と日々の判断に表れます。予算や組織を理由に手を止めていたところを、もう少し外の力を借りて動かせるかもしれないと思えました。 自分の可能性を、今の持ち物で決めつけてしまいがちな人に届く本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
新事業開発スタートブック あなたの会社にイノベーションを起こす
河瀬誠

大前研一ビジネスジャーナル No.3 「なぜ日本から世界的イノベーションが生まれなくなったのか」 (大前研一books(NextPublishing))
good.book編集部、大前 研一

グロービスMBAマネジメント・ブックⅡ
グロービス経営大学院

イノベーションは日々の仕事のなかに ― 価値ある変化のしかけ方
パディ・ミラー, トーマス・ウェデル=ウェデルスボルグ, and 平林祥

ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION
佐宗 邦威
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




