
健康でいたいなら10秒間口を開けなさい スマホやPCによる不調・病気に対処する (PHP新書)
吉野 敏明
PHP研究所 / 2017-06
この本について
最近、ちょっとしたストレスでも体が反応しすぎる感じがありませんか。肩がガチガチになったり、気づけば歯を食いしばっていたり、スマホやPCに向かってるだけなのに妙にしんどい。自覚できるほどの大きな不調じゃないのに、じわじわ生活を削られていくあの感じです。僕もずっと「気合の問題かな」と思って流していたのですが、この本を読んでみて、だいぶ見え方が変わりました。 実はあの食いしばり一つにも、ノルアドレナリンの枯渇やβエンドルフィンの暴走が関わっていたり、咀嚼回数の低下がメンタルにまで影響していたりと、体がずっとサインを出していたんですよね。しかも、引き金はストレスだけじゃなく、ただ下を向いてPCを触る姿勢だったり、食べてもいないのに「食べ物を見るだけで消化器が反応してしまう」みたいな、思いもよらないところにもある。こういう因果関係を知るだけで、心身の不調を「性格」や「気合」で片づけなくてよくなるのが、この本の大きな効き目です。 そして何よりおもしろいのが、対処が難しくないことです。10秒口を開ける、噛む回数をちょっと増やす、姿勢を少し変える。どれも劇的ではないけれど、毎日続けてみる価値がある“生活のチューンアップ”みたいなものです。僕も試してみたら、食いしばりの自覚が増えて、明らかに肩こりが軽い日が増えました。 「最近なんとなく不調が続くけど、原因がわからない」という人に静かに刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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