
日本の酒 (岩波文庫)
坂口 謹一郎
累計読者数7
平均ハイライト数 9.9件/人
推定読了時間 約17時間17分
star総合評価 40/100
start序盤集中型
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この本について
仕事の後に一杯やるたび、「結局どの酒を選んでも似たように感じてしまうな…」とか、「好みって結局どう決まるんだろう」とぼんやり思うことがあります。味って数値化できないし、他人の評価も当てにならない。そのもやもやを少しほどいてくれたのが『日本の酒』でした。 この本が面白いのは、単に酒の歴史を語るだけじゃなく、「誰が酒を育てるのか」「どんな価値観が味を決めてきたのか」という視点まで踏み込んでくるところです。例えば、品評会が酒質を大きく変えてしまった話や、売れる酒と良い酒が乖離していく構造は、今の仕事や市場の感覚にも通じます。自分の舌がどこに反応しているのかを知る手がかりが急に増える感覚があります。また、地酒やどぶろくの描写を読むと、土地や環境と酒がどう重なってきたのかが立体的に見えて、ただ「辛口・甘口」で選ぶだけではもったいないと思わされます。 「もっと自分の感覚を大事にして酒を選びたい人」には特に刺さるはずです。酒の話を通して、自分の好みや価値観がどう形づくられているかを考えさせられる、静かながら力のある一冊です。
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出版社による紹介
文献資料を渉猟し、丹念に集めた酒言葉を通して日本の酒文化の真髄を探求する。項目数6200、資料600点を収録。代表的な銘柄がわかる全国主要蔵元一覧付き。
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