
マネジメントはがんばらないほどうまくいく うつうつ部下をいきいき部下に変える世界一シンプルな方法
三宅琢
この本について
部下と話しているのに、結局お互いに何もわかっていなかった…みたいな時間が続くと、「自分は上司向いてないのかも」と落ち込むことがありますよね。大丈夫?と聞いても本音は返ってこないし、指示を伝えたつもりでも、次の日には同じミスが繰り返される。こちらも迷っているのに、どう声をかければいいのかさえ見えなくなる時があります。 この本が面白いのは、「言い方を変える」みたいな小手先ではなく、部下に“言語化してもらう”ことを軸にしているところです。わかった?ではなく「自分の言葉で言ってみて」とお願いする。どうしてミスしたのかより「どうしたらうまくいくと思う?」を一緒に考える。成功体験を大げさに称えるのではなく、見逃しがちな小さな良さに気づいて、そこに光を当てる。こういう積み重ねが、部下のモチベーションの源になるんだろうなと感じました。上司が価値観を変える必要はなくて、行動が少しだけ前に進むようにサポートするだけでいい、というのも肩の力が抜けます。 読みながら、「部下のことは部下に教えてもらう」という姿勢を自分はどれくらい持てていたか考えさせられました。無意識に“上から整理してあげよう”としていた気もします。位置エネルギーを下げるってこういうことか、と腑に落ちた部分がいくつもありました。 「部下との対話が毎回どこか噛み合わない」「注意しても状況が変わらない」という人にはかなり刺さると思います。無理に頑張らなくても、対話の質を少し変えるだけでマネジメントって変わるのかもしれません。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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