
儲ける社長の24時間365日 “常勝”のタイムマネジメント術
小山 昇
KADOKAWA / 2018-10
この本について
仕事に追われていると、「結局いつも場当たりで動いてるな…」とか、「家のことを後回しにしてまで働いてるのに、なんで成果が伸びないんだろう」とか、じわっとしたモヤモヤが溜まってきます。時間の使い方を変えたい気持ちはあるのに、実際に行動まで落とし込むのがむずかしいんですよね。 この本が刺さっている人の抜粋を眺めていると、派手な成功術よりも、“社長の時間の使い方ってこういう現実なんだ”という、地に足のついた視点が響いているように見えます。たとえば、「スピードとは急ぐことじゃなく、早くはじめること」という話や、「終了時間を先に決める」考え方は、明日から試せるほど具体的。さらに、家庭や健康を犠牲にしない前提で時間を設計している点も、働き続けたい人ほど重く受け止めるところだと思います。採用や評価の話もありますが、根っこには“価値観の一致”をどう時間でつくるかという視点があって、中小企業の現場に近いリアルさがあります。 読んでみて感じたのは、時間管理の本というよりも、「何をやらないか」「どこにエネルギーを注ぐか」の判断基準を整えるための一冊だということです。長期構想を数字で書き出して、今やることを冷静に決める。逆にそうしないと、チャンスも問題も見えないまま流される。そんな当たり前のことを、現場レベルまで落として書いてくれている印象です。 自分の時間の使い方がズレてきた気がする人、忙しいのに成果が伸びない人、そして「やらないこと」を決められずに疲れている人に刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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