
徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと
ちきりん
この本について
リノベの情報を調べれば調べるほど、「結局どこまで自由にできるのか」「見積もりに差が出る理由がよくわからない」といったモヤモヤが募っていきますよね。私も最初は、壁を抜けば好きに変えられると思い込んでいたし、ショールームで気に入ったものを選ぶほど予算が膨らむ理由もつかめませんでした。 この本が面白いのは、「理想の家づくり」みたいな抽象論ではなく、実際に手を動かした人が、現場でぶつかった“現実”を淡々と見せてくれるところです。スケルトンにしても動かせないものがあること、トイレや水回りの位置は想像以上に制約が多いこと、管理規約が静かにプロジェクト全体を左右すること。こういう話は不動産サイトにも雑誌にもほとんど書かれていなくて、実際に検討し始めた人ほど刺さるはずです。 もう一つ、読んでいて救われたのは「リノベは共同プロジェクト」という視点でした。業者選びの正解なんて誰にも決められないけれど、自分の価値観をどれだけ正確に伝えられるかで結果が大きく変わる。予算の幅を提示してプランを複数出してもらうとか、相見積もりの違いが業者の力量ではなく自分の要望のズレから生まれている可能性にも気づける、といった“ふつうは誰も教えてくれないこと”が丁寧に書かれています。 「リノベって興味はあるけど、どこから現実が始まるのか知りたい人」には特にしっくりくる一冊です。私自身、読んだあとで物件の見方も担当者との話し方も、少しだけ落ち着いたものになりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
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