
トラウマ類語辞典 類語辞典シリーズ
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ、新田享子
フィルムアート社 / 2018-08-25
この本について
最近、人の行動理由がよく分からなくなることがあって、「なんでこんな選択したんだろう」と自分のことすら説明できない瞬間があります。気持ちとしては前に進みたいのに、どこかでブレーキを踏んでしまう。欲しいものが分かっているようで分からない。そんなモヤモヤを抱えたまま日々が進んでいく感じです。 『トラウマ類語辞典』を読んで刺さったのは、「行動の裏にある恐れと欲求」を丁寧に言語化してくれているところでした。物語を書く人向けの本なのですが、読んでいると自然と自分の話にも置き換わります。たとえば、満たされない欲求があるときに人がどう動くのか、あるいは逆に満ち足りていたはずの状態から何かを失ったときに何が起きるのか。こういう“心の動きの筋道”が具体的に描かれていて、ああ、だからあのときの自分はあんなに固くなっていたのか、と腑に落ちる場面が多かったです。 また、怖さに突き動かされて行動しているときほど選択が歪む、という指摘も現実味があって、思い当たる人は多いはずです。心の傷が性格を少しずつずらしていくのは悪いことではないけれど、それに気付かないまま放置すると生きづらさになる。その“ずれ”を見つけるヒントをくれる本でした。 自分や他人の「なぜそう動くのか」を言語化したい人に刺さる一冊だと思います。物語分析の本なのに、静かに日常の整理にも効いてくるところが面白いです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




