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トラウマ類語辞典 類語辞典シリーズ

トラウマ類語辞典 類語辞典シリーズ

アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ、新田享子

フィルムアート社 / 2018-08-25

累計読者数5
平均ハイライト数 3.6件/人
推定読了時間 約9時間59分
star総合評価 46/100
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この本について

最近、人の行動理由がよく分からなくなることがあって、「なんでこんな選択したんだろう」と自分のことすら説明できない瞬間があります。気持ちとしては前に進みたいのに、どこかでブレーキを踏んでしまう。欲しいものが分かっているようで分からない。そんなモヤモヤを抱えたまま日々が進んでいく感じです。 『トラウマ類語辞典』を読んで刺さったのは、「行動の裏にある恐れと欲求」を丁寧に言語化してくれているところでした。物語を書く人向けの本なのですが、読んでいると自然と自分の話にも置き換わります。たとえば、満たされない欲求があるときに人がどう動くのか、あるいは逆に満ち足りていたはずの状態から何かを失ったときに何が起きるのか。こういう“心の動きの筋道”が具体的に描かれていて、ああ、だからあのときの自分はあんなに固くなっていたのか、と腑に落ちる場面が多かったです。 また、怖さに突き動かされて行動しているときほど選択が歪む、という指摘も現実味があって、思い当たる人は多いはずです。心の傷が性格を少しずつずらしていくのは悪いことではないけれど、それに気付かないまま放置すると生きづらさになる。その“ずれ”を見つけるヒントをくれる本でした。 自分や他人の「なぜそう動くのか」を言語化したい人に刺さる一冊だと思います。物語分析の本なのに、静かに日常の整理にも効いてくるところが面白いです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

シリーズ発行部数累計10万部突破! すべての創作者必携の、大ヒット類語辞典シリーズ最新作!! 物語の創作を志す者はぜひ持っておきたい一冊。 「この本といかにつきあうか」を考えるだけでも価値がある。 ———綾辻行人(小説家) 「心の闇」なんて言いますが、心なんて押し並べて闇です。 私が知りたいのは、闇の種類です。 ———武田砂鉄(ライター) 私たちは誰もが、大小さまざまな形で「トラウマ」と呼ばれるものを抱えているのではないでしょうか。不意の事故や予期せぬ災害、幼少期の体験、失恋や社会不安……自らの経験に基づいた心の傷はいつの間にか消え去ってしまうものもあれば、日常に訪れた些細な出来事によってふとした瞬間に蘇り、そのたびごとに心を締め付け、そしてときにはさらなる傷を生み出すかもしれません。 本書は、キャラクター形成と物語を牽引するために不可欠である「心の傷/トラウマ」が作品にどのような作用をもたらすか、その原因となる具体的な事例とともに詳細にまとめた、画期的な辞典です。 物語に登場するキャラクターにはもちろん過去があり、その過去にひも付いたトラウマは彼らの行動を動機づけるばかりでなく、具体的な動作・振る舞いにも多大な影響を及ぼします。本書は、トラウマによって、キャラクターがどのような先入観を抱き、どのように人格を変化させがちになるのか、どのような行動や態度を生み出すのか、あるいはトラウマがもたらす物語の起伏にはどのようなケースが想定できるのか、読者の共感を呼び起こすことができるトラウマ設定のバリエーションをコツコツと収集。物語創作における心理描写の核心ともいえる心の傷/トラウマについて、100を超える事例とともにその状況設定を網羅的に解説します。 Twitterから爆発的に広まった<類語辞典>シリーズは、小説家、脚本家、漫画家、演出家、俳優、ライター、二次創作者(ライトノベル・同人誌)など、多くの創作者、表現社たちにとって重宝され続けています。過去のシリーズ愛用者はもちろん、作品により深みを出したい、妄想をよりリアルなものにしたいなど、使い方次第でいかようにも楽しめる強力なツールです! ☆カバーイラスト:小山健
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