
画づくりのための光の授業 CG、アニメ、映像、イラスト創作に欠かせない、光の仕組みと使い方
リチャード・ヨット、瀧下 哉代
累計読者数8
平均ハイライト数 15.5件/人
star総合評価 49/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 15%
この本について
絵を描いていて、「なんで自分の光はそれっぽくならないんだろう」と手が止まることが多い人って、実は“光の仕組みそのもの”がつかめていないだけなんじゃないかと思っています。自分もずっと感覚でやろうとしていて、晴天や曇り、屋外の日陰で色がどう変わるのか説明できず、行き当たりばったりの画づくりになりがちでした。 この本は、そういうモヤモヤを“観察の言語化”でほどいてくれるタイプの一冊でした。例えば、日陰が青く見える理由や、曇天の下はコントラストが下がるのに彩度が高く出ること、さらには木漏れ日が丸ではなく三日月の形になる理由まで、場面ごとの光の働きが丁寧に分解されています。読んでからは、外を歩くときに「いま主な光源は太陽か、天空光か」「影が長いのはなぜか」と自然に考えるようになり、描く前に“どんな環境光の中にあるのか”を設定するクセがつきました。 特に、影の色が環境光で変わるとか、日陰側にも必ず柔らかな光と色が回り込むとか、知ってしまうともう無視できない仕組みが多くて、むしろ描くときの迷いが減った感じがあります。光を神秘的に扱うんじゃなく、ちゃんと理由をもって考えられるのがありがたいところです。 「毎回ライティングが説明できず、なんとなく描いてしまう」「屋外の色が定まらない」と感じている人にはかなり刺さると思います。
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