
リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来
柳澤 大輔
KADOKAWA / 2020-03-18
この本について
仕事の場所に縛られなくなってきたと言われても、実際のところ「じゃあ自分はどこで、どう働けばしっくり来るんだろう」と迷うことってありますよね。リモートも便利だけど、効率ばかり追う働き方にはどこか物足りなさを感じるし、かといって移住なんて大げさな気もする。そんな宙ぶらりんな感覚を抱えているとき、この本は一度立ち止まるきっかけをくれました。 印象的だったのは、場所や組織の“決められた枠”に合わせるのではなく、「自分がどう動いたときにアイデアが生まれるか」を起点に考えていく姿勢です。工場的な効率から、遊びと仕事が混ざったような内発的な取り組みへ。鎌倉のコミュニティに月一で通っていた人が、気づいたら移住していたという話も、場所選びが理屈ではなく“関わりの比重”で決まる時代になっていることを感じさせます。移住か否かみたいな大きな話ではなく、自分が心地よく動ける“場”をどうつくるかという視点が、落ち着いて腑に落ちるんです。 さらに、会社という境界も案外ゆるくていいのかもしれない、と背中を押してくれる話も多いです。他社に出向してみたら、新しい取引が生まれたり、自分の働き方の基準が変わったり。場所も組織も、思っているより個人の動きによって変わるものなんだと気づかされます。 今の働き方に「このままでいいのか」とモヤモヤしている人や、どこで働くかを選び直したい人に特に刺さる本だと思います。焼き直しの理論ではなく、現場の実感から語られる“場所の力”が、静かに効いてきます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





