
ぐうたらな自分を変える教科書 やる気が出る脳
加藤 俊徳
すばる舎 / 2020-05-24
この本について
最近、「やる気が出ない」というよりも、気づいたらボーッとして時間が流れていた…みたいな日が増えていませんか。僕もまさにそのタイプで、意志が弱いというより、脳のエンジンがそもそもかかっていない感じがずっとありました。気持ちの問題だと思い込んでいたんですが、この本を読んでみると、実はもっと身体的で、もっと地道な話なんだなと少し安心しました。 面白いのは、「四文字熟語の意味を調べる」「いつもの飲み物をあえて外す」「人と逆の行動をしてみる」みたいな、拍子抜けするほど小さな刺激で脳が再起動するという話です。覚醒レベルという考え方も腑に落ちて、たしかに覚醒の土台が低いままでは、何をやっても重いし、強い刺激じゃないと動けなくなるのも納得でした。自分のまわり1メートル以内に人がいないように歩く、テレビを英語で聞いてみる、今日の出来事を誰かに話してみる。どれもすぐできるのに、やってみると妙に頭がスッキリするのが不思議です。 特に刺さったのは、「人と会話しないと、人の機微が拾えなくなる」というところ。ひとりで完結しがちな生活だと、聴覚系や伝達系が本当に弱っていくらしく、最近コミュニケーションの反応が鈍いと感じていたのは、性格よりも脳の使い方の問題かもしれないと気づけました。 自分を変えるというより、「少しだけ違う刺激を入れて、脳の状態を整える本」。気合とか根性論が苦手で、でもこのままのループを抜けたい人にとっては、ちょうどいい距離感の一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
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