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貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか (幻冬舎新書)

貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか (幻冬舎新書)

加谷珪一

累計読者数8
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推定読了時間 約4時間12分
star総合評価 67/100
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この本について

物価は上がるのに給料はなかなか増えないし、働いていても「このままここにいて大丈夫なんだろうか」という不安がいつも頭のどこかにある。周りを見ても、忙しそうにしているのに成果が曖昧な仕事が多くて、なんとなくモヤモヤする。自分が悪いのか、社会がおかしいのか、その境目もよく分からなくなることがあります。 加谷珪一さんの『貧乏国ニッポン』は、こうした感覚を「気のせい」ではなく構造の問題として説明してくれる本でした。社内失業者が400万人いるという指摘は、自分の働き方が迷走しているように感じる理由を、個人ではなく仕組みの側から理解させてくれます。また、日本が1.5倍の人数で同じ成果を出しているという話は、生産性の低さを“個人の能力不足”で片づけられないことを教えてくれます。さらに著者は、そんな国で個人が何を選び取れるかを、外国に投資する・外国で稼いで日本で暮らす・外国に売る、という現実的な視点で示してくれます。 この本の良さは、「日本は終わりだ」という雑なくくりではなく、状況を把握した上で、自分の働き方やお金の置き場をどう変えていくかを考える土台をくれるところにあります。国の政策を待つというより、まず自分がどの位置に立っているのかを確かめたい人に向いています。 「なんとなく将来が不透明だけど、何から考えればいいのか分からない」という人には、かなり刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

新型コロナウイルスの感染拡大で危機に直面する日本経済。政府の経済対策は諸外国と比べて貧弱で、日本の国力の低下ぶりを露呈した。実は、欧米だけでなくアジア諸国と比較しても、日本は賃金も物価も低水準。訪日外国人が増えたのも安いもの目当て、日本が貧しくて「安い国」になっていたからだ。さらに近年は、企業の競争力ほか多方面で国際的な地位も低下していた。新型コロナショックの追い打ちで、いまや先進国としての地位も危うい日本。国は、個人は、何をすべきか?データで示す衝撃の現実と生き残りのための提言。
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