
貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか (幻冬舎新書)
加谷珪一
この本について
物価は上がるのに給料はなかなか増えないし、働いていても「このままここにいて大丈夫なんだろうか」という不安がいつも頭のどこかにある。周りを見ても、忙しそうにしているのに成果が曖昧な仕事が多くて、なんとなくモヤモヤする。自分が悪いのか、社会がおかしいのか、その境目もよく分からなくなることがあります。 加谷珪一さんの『貧乏国ニッポン』は、こうした感覚を「気のせい」ではなく構造の問題として説明してくれる本でした。社内失業者が400万人いるという指摘は、自分の働き方が迷走しているように感じる理由を、個人ではなく仕組みの側から理解させてくれます。また、日本が1.5倍の人数で同じ成果を出しているという話は、生産性の低さを“個人の能力不足”で片づけられないことを教えてくれます。さらに著者は、そんな国で個人が何を選び取れるかを、外国に投資する・外国で稼いで日本で暮らす・外国に売る、という現実的な視点で示してくれます。 この本の良さは、「日本は終わりだ」という雑なくくりではなく、状況を把握した上で、自分の働き方やお金の置き場をどう変えていくかを考える土台をくれるところにあります。国の政策を待つというより、まず自分がどの位置に立っているのかを確かめたい人に向いています。 「なんとなく将来が不透明だけど、何から考えればいいのか分からない」という人には、かなり刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の後に読まれた本
A Game of Thrones: The Story Continues Books 1-5: The bestselling classic epic fantasy series behind the award-winning HBO and Sky TV show and phenomenon ... (A Song of Ice and Fire) (English Edition)
George R.R. Martin
村上世彰、高校生に投資を教える。 (角川書店単行本)
村上 世彰
成功する人ほどよく寝ている 最強の睡眠に変える食習慣 (講談社+α新書)
前野博之
仕事と人生に効く教養としての映画
伊藤 弘了
崩壊する日本の公教育 (集英社新書)
鈴木大裕
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要








