
【肩甲骨はがし】誰でもできるプロ級の肩甲骨はがし: 肩こり、腰痛、猫背を改善させる施術を身に付け、整体、鍼灸、マッサージ店の卒業へ!
楠 哲郎
この本について
最近、肩まわりが重いのに「どこが悪いのかよく分からないまま放置してしまう」ことが増えていました。姿勢が崩れている自覚はあっても、猫背になる理由も、顔まわりのたるみまで繋がっているなんて考えもしなくて、ただ漠然と不調だけが積もっていく感じです。読者の方でも、首や肩を回してもいまいちスッキリしない、整体に通っても戻ってしまう、そんなモヤモヤを抱えている人は多いはずです。 この本を読んで印象に残ったのは、「肩甲骨ってこんなにも何も感じにくいのか」という事実でした。位置を感じるセンサーが少ないから、そもそも自分で動いているかどうかすら分からない。さらに、肩甲骨には17もの筋肉がつながっていて、固まると全部が一気に動きづらくなる。猫背になると大胸筋や広頚筋まで下に引っ張られ、結果的に顔がもたつくという説明も、自分の生活感覚とつながりました。単に「肩こりをほぐす」というより、上半身の土台を扱う話なんだと分かるだけで、日常の意識がだいぶ変わります。 もうひとつ腑に落ちたのは、肩甲骨まわりの褐色脂肪細胞の話です。脂肪を燃やして体温をつくる場所がここに集中しているなら、運動不足で肩まわりが固いほど代謝が落ちるのも納得でした。無理な運動をしなくても、肩甲骨があるべき位置に戻るだけで体が軽く感じる理由が、身体の仕組みとして理解できるのはありがたいところです。 整体に行く前に「まず自分の体の構造をちゃんと知りたい」「肩こり・猫背の根本を理解したい」というタイプの人には特に刺さると思います。派手なメソッドではなく、なぜ固まるのか、どこが動いていないのかを淡々と教えてくれるので、日常のちょっとした姿勢や動かし方が自然と変わっていきます。こういう地味だけど効く情報を探している人には、かなり実用的な一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
読書の順序
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