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「生存格差」時代を勝ち抜く 世界最先端の健康戦略

「生存格差」時代を勝ち抜く 世界最先端の健康戦略

奥 真也

KADOKAWA / 2020-11-19

累計読者数6
平均ハイライト数 29件/人
推定読了時間 約2時間43分
star総合評価 71/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 49%

この本について

年齢を重ねるほど「今まで普通にできていたこと」がなぜかうまく回らなくなる瞬間が増えてきます。食べる量は変わっていないのに太りやすくなったり、体力の落ち方に自分でも驚いたり、なんとなく聞こえにくい気がしても放置してしまったり。自覚しにくいだけで、体って思っている以上に静かに摩耗しているんだな…と僕自身たびたび考え込んでしまいます。 この本が面白いのは、「臓器にも寿命がある」という冷静な前提から話が始まるところです。平均寿命だけが伸びても、臓器の耐用年数は昔のまま。だからこそ、“どうやって長持ちさせるか”という視点が、健康づくりよりもさらに現実的な課題になってくる。そのために、下腿囲や握力など具体的な数値で体の状態を把握する話や、基礎代謝が落ちていく年代に食事量を見直す必要性、寝起きの一杯の水の大切さなど、すぐ生活に落とし込める工夫が多いのがありがたいところです。 さらに、聴力や視力の低下のように「気づきにくい劣化」への向き合い方や、社会的フレイルを避けるための人とのつながりの話まで踏み込んでいるので、ただ健康情報を並べた本ではなく、“これからの長い時間をどう生き切るか”を考えるきっかけにもなります。利他的に生きることが満足感につながるという視点も、個人的には静かに刺さりました。 自分の体調の変化をうまく言語化できずにもやもやしている人や、「この先の健康管理をどう設計すればいいのか」を一度整理したい人には、じっくり効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

近い将来、医療は完成形に近づき、人生120年時代がやってくる。「病気で死なない時代」では、健康を維持できるかどうかで、人生の質が大きく変わってくる。 まさに「生存格差時代」の到来である。私たちにできることは、人生後半戦の健康を維持し、寝たきりにならないように生活習慣を改善すること。 健康ファイナンス的思考に基づいたすぐにできる具体的な処方箋を、医師・医学博士である著者が、医療の近未来予測とともにわかりやすく提案する。
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