
世界最高水準の採用セオリー 採用基準・面接質問・評価の仕方が格段に上がる
深堀 一雄
この本について
採用の面接って、結局どこまで掘り下げて聞けばいいのか、毎回ゆらぐんですよね。書類を読んで「良さそう」だと思ったのに、いざ話すと判断軸がブレる。逆に、ちょっとした違和感に引っ張られすぎて、結局何を見たかったのか見失う。僕もずっと同じところをぐるぐるしていました。 この本がよかったのは、「応募者を人物として好き嫌いで見るんじゃなく、行動事実をどう集めるか」に視点を戻してくれたところです。例えば、ただ「粘り強さありますか?」と聞くんじゃなく、どんな状況で、どんな課題を背負い、どんな行動を取り、その結果どうなったのかまで揃って初めて判断材料になるという考え方。読者の多くが保存していたのも、まさにこの“状況・課題・行動・結果”を丁寧に切り分ける部分でした。面接の場で、表面的な言葉ではなく具体的な行動に立ち返れる感覚があります。 さらに、自社の経営理念から「絶対に譲れない能力」を先に決めるという話も、実務で効きます。全部を満たす人なんていないけれど、何が不足していたら活躍できないのかを言語化しておくと、判断がかなり落ち着くんですよね。面接官が話しすぎて候補者が失望する、という地味に身に覚えのある話も刺さりました。 採用基準づくりや行動面接にいつも手応えを持てない人、あるいは「評価のブレをなくしたいけど、何から整えればいいのか分からない人」には特にしっくりくる本だと思います。僕もまだ迷うことだらけですが、面接で見るべきポイントが一本筋になる感覚がありました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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