
ようこそ、2050年の東京へ 生き残る不動産 廃墟になる不動産 (イースト新書)
榊淳司
イースト・プレス / 2020-12-10
累計読者数6
平均ハイライト数 36.3件/人
推定読了時間 約1時間58分
star総合評価 67/100
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この本について
「今の東京で家を買うとして、どこなら“長く”安心できるんだろう」 そんな相談をよくもらいます。便利さだけで判断すると、あとでズレが出てくる気がして、自分でもずっとモヤモヤしていました。将来の街の姿なんて誰にも分からないけれど、この本はその“読めない部分”を少しだけ輪郭化してくれます。 例えば、板橋区のように今も割安な理由が構造的に続きそうなエリアがある一方で、有明や海浜幕張のように“人が作った街の弱さ”が時間とともに露出していく場所もある。地図を見ても分からない「なぜその街はそうなるのか」を、実際の路線延伸の可能性やインバウンド需要、街の生い立ちから丁寧に追ってくれます。未来予測というより、街を立体的に見るための視点をもらえる感覚に近いです。 もう一つありがたかったのは、古いマンションの扱いについての現実的な話。老朽化したら即アウトではなく、容積率の余りや管理組合の姿勢によっては、むしろ“成熟していく可能性”もあるという視点は、自分の中の「古い=リスク」という思い込みをほぐしてくれました。 長く住む場所を考えるとき、価格や住み心地だけで決めきれない人に特に刺さると思います。街の“これから”を、自分の足で確かめるきっかけになる一冊でした。
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出版社による紹介
「オフィス需要」が減っても価値ある街と不動産とは? ○「歩きたくなる個性ある街」(=銀座、新宿、渋谷、上野……) ○「無機質に続く人工的な街」(=湾岸エリア、国道16号沿線…) この差がどのような影響をもたらすのか? これから東京は、拡大から縮小に転じ、「爛熟」が始まる。 衰退が避けられない日本で、東京は「ハレの場」として輝く! 〈内容紹介〉 東京にとって1960年から90年は、「高度経済成長」による拡大・発展の30年間だった。それから現在までは「失われた20年」を経て、停滞する30年間を過ごした。では、成長を期待できない日本において、首都・東京が歩むこれからの30年とは? いよいよ東京でも進んでいく人口減少・高齢化、ワークスタイルの変化によるオフィス需要の激減、経年劣化するマンション崩壊の危機、空き家問題とシャッター商店の増大……数々の困難を乗り越え、インバウンドを取りこみながら、東京は文化・芸術・遊楽の街として生き残る! 人気住宅ジャーナリストによる、2050年までの「東京」未来予想図。 【目次】 はじめに 第一章 一九六〇年からの成長期、一九九〇年からの成熟期 第二章 これから三〇年で東京の風景はどう変わるか 第三章 不動産は二〇五〇年に向かってどう動くか 第四章 東京は「ハレ」の場所として輝く 第五章 インバウンドを魅了する東京 おわりに コラム(1) 異次元金融緩和が生んだ「局地バブル」とこの先の三〇年 コラム(2) 二〇五〇年に「山手線の嫌われ駅」は変わっているか?
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