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比べず、とらわれず、生きる (PHP文庫)

比べず、とらわれず、生きる (PHP文庫)

枡野 俊明

PHP研究所 / 2018-09-03

累計読者数11
平均ハイライト数 29.6件/人
推定読了時間 約3時間1分
star総合評価 75/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 53%

この本について

最近、「白黒つけたいのに決めきれない」「今に集中しろと言われても、未来の不安が勝つ」という声をよく聞きます。自分も同じで、気づけば頭の中で勝ち負けや損得を並べてしまい、気持ちがどんどん固くなる瞬間があります。でも、この本を読んでいると、そんな“はっきりさせたい自分”から少し距離を置けるようになるんです。 特に響いたのは、曖昧さを許す視点でした。夫婦の行き違いも、人との違和感も、白黒つけるより「あって当たり前」と受け止める方が関係は長く続く。これって仕事でも同じで、同僚の考えが変わったり、自分の気分が揺れるのも自然なことだとわかります。また、過去や未来ばかり見てしまう癖に対して、“今を一生懸命に生きる”という話が、決意よりももう少し穏やかな温度で心に入ってくる。本気で焦っているときほどこういう視点を持てなくなるので、読みながら自分を深呼吸させるような感覚がありました。 何かを変えてくれる「答えの書」ではありません。でも、自分の中にもう一人の自分がいて、ちゃんと対話すれば納得できる答えにたどり着ける。そんな現実的な励ましが、静かにじわっと効いてきます。人間関係で疲れやすい人や、決められない自分を責めてしまう人にとても向いている一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

禅の世界においては、「過去」も「未来」も存在しません。あるのは「今」という一瞬だけです。過ぎ去った過去に心をあそばせることなく、未だ来てもいない未来に心を奪われることなく、ただ「今」という一瞬を丁寧に生きる、それが「命を大事にする」ということです。心がざわざわして落ち着かない。そう感じて過ごしているなら、生活の中に、禅の考え方を取り入れてみてください。「日日是好日」「一期一会」……本書で紹介する考え方や暮らし方、振る舞い方といった毎日の習慣を実践することで、心が静まってくるのを感じられるはずです。『幸せは、なるものではなく、感じるもの』を改題。 【PHP研究所】
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