ヨムナビ
アイデア資本主義: 文化人類学者が読み解く資本主義のフロンティア

アイデア資本主義: 文化人類学者が読み解く資本主義のフロンティア

大川内 直子

累計読者数8
平均ハイライト数 7.4件/人
推定読了時間 約4時間25分
star総合評価 51/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 47%

この本について

最近、「未来から逆算していま動く」ことに少し疲れている人、多い気がします。仕事でも人生でも、気付けばずっと“先の利益”を計算していて、でも肝心の現在が落ち着かない。僕自身もその感覚から抜け出せずにいたとき、この本に出会いました。 『アイデア資本主義』が面白いのは、資本主義を大きな制度として語るのではなく、「私たちの時間感覚や考え方がどう資本主義を動かしているのか」を静かに示してくれるところです。例えば、1年後の自分を思い描く行為そのものが資本主義的だという指摘や、計算できるから未来へ投資できるという構造が、普段の思考の癖とつながって見える。あの“常に先を考えてしまう窮屈さ”の正体が少し整理されます。 さらに、モノもアイデアも飽和している現代で、資本の行き場が「人のアタマの中」にまで広がっているという視点は、働き方への解像度を上げてくれます。いま自分が置かれている環境で何が評価され、どこに力をかけるべきなのかが、少し違う角度で見えてきます。未来志向を否定するのではなく、その仕組みを理解することで、自分の時間の使い方をもう一度選び直せる感覚があります。 未来の見通しに追われがちな人に刺さる本だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

大川内 直子の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

資本主義の歴史を通じて空間・時間・生産の領域で広がってきたフロンティアは最早消滅しつつある。しかし、資本主義の本質は直線的な時間感覚と計算可能性に根付いた未来志向なのである。いま資本主義で起こっているのは内へと向かう発展であり、その最終段階として、ついに“アイデア資本主義”の時代を迎えた。未来は本当に脱・資本主義にあるのか。ミクロな視点から資本主義の壮大な歴史と最前線を読み解く。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要