
格差と分断の社会地図 16歳からの〈日本のリアル〉
石井光太
日本実業出版社 / 2021-08
累計読者数3
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star総合評価 46/100
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この本について
最近、同じ街に住んでいるはずなのに、まったく違う世界を生きている人がいる気がして、どう向き合えばいいのか分からなくなることがあります。ニュースで見かける問題も、表に出てくる「結果」ばかりが気になって、本当の理由までは掘れないまま終わってしまう。そんなモヤモヤを抱えたまま日常に戻る、僕もずっとその繰り返しでした。 この本が効いたのは、「なぜその状況が生まれるのか」を丁寧に言葉にしてくれるからでした。夜の街の問題も、貧困の背景にある無縁や障害も、善悪ではなく“流れ”として理解できるようになる。また、無料塾の例のように、異なる立場の人が関わることで溝がゆっくり埋まっていく具体的な場面が描かれていて、関係性をつくることの現実的な手触りも伝わってきます。相手の職業や立場の向こう側にある「どういう世界が見えているのか」を想像する視点が増えるのも大きかったです。 特に「知らないまま距離だけ開いていく現実に、言葉が追いついていない気がする人」には刺さると思います。何かを劇的に変える本ではないけれど、目に見えない問題を静かに言語化し、人と社会のつながりをもう一度考え直すきっかけにはなるはずです。
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出版社による紹介
気鋭のノンフィクション作家による、貧困と格差の連鎖が引き起こす「分断」をめぐる7つの講義。
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