
対話型マネジャー 部下のポテンシャルを引き出す最強育成術
世古詞一
日本能率協会マネジメントセンター / 2020-05-29
この本について
1on1を始めてみたものの、毎回「雑談で終わる」「ただの進捗確認になる」「部下の本音が出てこない」。そんなモヤモヤを抱えたまま、次のミーティングが迫ってくる…自分もずっとその繰り返しでした。形式は整っているのに、部下の成長につながっている実感がない。このあたりで立ち止まった人には、この本がかなり現実的に効いてきます。 特に刺さったのは、まず「部下にしゃべってもらうための土台づくり」が丁寧すぎるほど具体的に書かれているところです。沈黙を待つとか、相手の言葉をそのまま返すとか、やればできるのに意外と忘れがちなことが多い。実際、相手がゆっくり自分の言葉を探す時間を奪っていたのは自分だったな、と気づかされました。また、業務不安・振り返り・業務改善…とテーマを切り替えて対話することで、場当たり的に質問していた頃よりも、部下の視野が自然と広がっていく感覚がありました。 もうひとつ良かったのは、「フィードバック=叱ること」ではなく、事実ベースで気づきの入口をつくる行為として整理されていたことです。ほめるにしても、指摘するにしても、部下が自分の行動を理解しやすいかどうかで全然違う。結局、上司が言いたいことを言う場になっていたな…と素直に思いました。 1on1を「なんとなくの慣習」から抜け出したい人、あるいは部下にもっと話してほしいのに掴みどころがわからない人にとって、ちょうどいい再スタートのきっかけになる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法
本間浩輔

世界標準の1on1 科学的に正しい「対話の技術」のすべて
スティーヴン・G・ロゲルバーグ and 本多明生

部下が自ら成長し、チームが回り出す1on1戦術――100社に導入してわかったマネジャーのための「対話の技術」
由井 俊哉

シリコンバレー式 最強の育て方 ―人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング―
世古詞一

1 on 1 ミーティング――「対話の質」が組織の強さを決める
本間 浩輔 and 吉澤 幸太
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要