
夢を売る男
百田尚樹
幻冬舎 / 2015-05-01
累計読者数3
平均ハイライト数 4.7件/人
推定読了時間 約6時間18分
star総合評価 32/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 10%
この本について
最近、人の承認欲求やプライドに振り回されているな…とか、自分もどこかで“やればできるはずの自分”をこっそり信じてしまってるな…みたいなモヤモヤが出てくる瞬間がありませんか。頭では冷静でいたいのに、ふとした場面で自意識が揺れてしまう感じです。 『夢を売る男』は、その揺れを真正面から突いてきます。登場人物たちの弱さや見栄の構造が、わざと誇張されずに描かれているぶん、「あ、これ自分にもあるやつだ」と気づかされるシーンがやたら多いんですよね。たとえば、自己顕示欲をくすぐられると判断が甘くなるところとか、いったん自分の中で正当化が完成すると後戻りできなくなるところとか、笑えるのにちょっと刺さる描写ばかりです。 読みながら自分の中の“変なプライド”や“根拠のない期待”がどんな仕組みで動いているのか、少し客観的に扱えるようになります。人は精神的な満足さえあればお金も判断も揺らぐ、という冷静な視点を知っておくと、仕事でも人間関係でも距離感の取り方が変わるはずです。誰かを見下すためではなく、自分を守るための知識として効く感じです。 自分の弱さをちゃんと見たい人に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの43%が集中しています。
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出版社による紹介
輝かしい自分史を残したい団塊世代の男。スティーブ・ジョブズに憧れるフリーター。自慢の教育論を発表したい主婦。本の出版を夢見る彼らに丸栄社の敏腕編集長・牛河原は「いつもの提案」を持ちかける。「現代では、夢を見るには金がいるんだ」。牛河原がそう嘯くビジネスの中身とは。現代人のいびつな欲望を抉り出す、笑いと涙の傑作長編。
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