ヨムナビ
女の子の謎を解く

女の子の謎を解く

三宅香帆

累計読者数4
平均ハイライト数 21.5件/人
star総合評価 66/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 64%

この本について

自分の選択や生き方について「なんでこういう前提で語られるんだろう?」とモヤッとする瞬間、けっこうありますよね。産む/産まない、ケアする/される、働く/働かない…どれも自分で決めたいはずなのに、社会のほうから勝手に意味づけされている感じがして、私もそこにずっと違和感がありました。 『女の子の謎を解く』は、そのモヤモヤを“気のせい”にしないでくれます。少女漫画や大奥、アイドル文化や母娘ものなど、私たちが当たり前のように消費してきた物語を丁寧に読み解くことで、「女性はなぜ産む性とみなされ続けるのか」「ケアはなぜ自己犠牲とセットで語られがちなのか」といった根っこの部分をほどいてくれます。読んでいて、自分が感じていた窮屈さが単なる個人の弱さではなく、構造の問題なんだと腑に落ちていく瞬間がありました。 特に刺さったのは、母娘の葛藤やアイドルに投影される“市場で傷つく私たち”の話です。どちらも一見まったく別のテーマなのに、「自分はここにいていいのか」「ケアする側として振る舞わなきゃいけないのか」という不安が共通している。そう気付いたとき、物語の読み方だけでなく、自分の生活の見え方まで少し変わりました。 生き方の選択に息苦しさを感じている人、あるいは「どうして私はこう悩むんだろう」と立ち止まったことがある人には、とても静かに効いてくる本だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

三宅香帆の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

小説や漫画、ドラマ、映画、アイドルに描かれる「ヒロイン」を読み解き、今の世の中を考察する。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要