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俳句のきた道 芭蕉・蕪村・一茶 (岩波ジュニア新書)

俳句のきた道 芭蕉・蕪村・一茶 (岩波ジュニア新書)

藤田 真一

累計読者数4
平均ハイライト数 9件/人
推定読了時間 約4時間37分
star総合評価 48/100
menu_book精読型
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この本について

仕事に追われていると、目の前のことだけで一日が終わってしまって、「自分の感覚がどこにあるのか」わからなくなる瞬間があります。人との関係でも、距離の取り方が難しかったり、孤独を抱えたまま言葉にできなかったり。そんなときに、この本に出てくる芭蕉・蕪村・一茶の姿が、思っていたよりもずっと人間くさくて、肩の力が抜けました。 たとえば芭蕉が、仲間の苦境を放っておけず、交通も不便な中わざわざ見舞いに戻った話。孤独を「望む」ことで静けさと向き合う話。どれも理想論ではなく、迷いながらも人や自然と丁寧に関わろうとする姿として描かれています。また、蕪村や一茶の章では、景色を見るときの「自分本位から離れる」という感覚が丁寧に描かれていて、目の前の物事にどう向き合うかを考え直すきっかけになりました。俳句の知識がなくても読めるのに、人の生き方そのものの話として深く入ってきます。 歴史上の俳人たちが、孤独や不安を抱えながら、それでも自分の感覚に誠実であろうとしていた姿は、現代の悩みと驚くほど重なります。忙しさの中で、自分の「聞く力」や「見る力」を取り戻したい人に刺さる一冊だと思います。

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出版社による紹介

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