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僕の狂ったフェミ彼女

僕の狂ったフェミ彼女

ミン・ジヒョン and 加藤慧

イースト・プレス / 2022-03-17

累計読者数9
平均ハイライト数 10.4件/人
推定読了時間 約3時間58分
star総合評価 63/100
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check_circle推定完走率 86%

この本について

将来のことを考えると不安になる時ってありますよね。結婚したらしたで「これで良かったのか」とモヤつくし、しないならしないで「寂しくなるんじゃないか」と脅される。そこにジェンダーの話題が絡むと、相手の感じている痛みも、自分の中の違和感も、どこから手をつけていいのかわからなくなる。僕自身、このあたりでずっと足踏みしてきました。 『僕の狂ったフェミ彼女』は、その“うまく言えないモヤ”を、男女双方の視点から直球で描いてくる小説です。読んでいて刺さったのは、彼女の言葉が「正しさの押し付け」じゃなくて、生きてきた中で積み重なった恐怖や孤独から出ているものだとわかる瞬間でした。説明しても伝わらないことがあるという距離感、そして男性側にも「わかりたいと思ったことがなかった」という気づきがあるところ。どちらも、避けてきたテーマにそっと手を伸ばすきっかけになりました。 さらに、この本は“結論を教えてくれるタイプ”ではありません。むしろ、読んだ後に自分の身の回りの会話が少しだけ変わるような作用をする本です。例えば「相手がそれを怖がる理由」を想像できるようになったり、自分が感じている不安を「それはおかしくない」と言語化できたり。関係性の中で静かに効いてくる種類の読書でした。 フェミとかジェンダーとか、その言葉だけで疲れてしまう人ほど、この小説の温度はちょうどいいと思います。刺さるのは、誰かを論破したい人じゃなくて、「わからないまま止まっている自分を、少しだけ前に進めたい人」です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

韓国でドラマ化・映画化決定! 初恋の人がフェミニストになった!? 「愛」も「権利」もゆずれない、2人の戦争のような恋愛が始まる。 主人公「僕」の視点で描かれる、フェミニストの彼女の姿。 そこには、今を生きる私たちの「現実」が詰まっている――。 本国では「『猟奇的な彼女』のフェミニストバージョン」といわれ、台湾版刊行時には「キム・ジヨンが結婚前にこの小説を読んでいたら人生が変わっていたかも」とキャッチコピーがつけられた、今をいきる、あなたのための物語。 就活を前に不安な僕を癒してくれた、愛らしい僕の彼女。毎日のようにベッタリで、付き合って1周年を迎えた。そんなとき僕は、1年間の海外インターンシップに行くことに。遠距離は不安だけど、彼女なら安心だ、待っていてくれるはず――。しかし、出国当日。空港にいたのは、涙ぐむ彼女を抱きしめる僕ではなく、別れのメールをもらってメンタルが崩壊した僕だった。 そんな初恋を引きずりながら 大企業に就職し3年目を迎えた「僕」ことスンジュン。周囲はほとんど結婚して、「まだ独身なの?」とからかわれることも多い。結婚する女性を選ぶだけなのに、なかなか結婚への意欲がわかない。そんなある日、初恋の彼女と出くわした! 心がまた動き出す……ところが、彼女はこともあろうにフェミニストになっていた! 【目次】 プロローグ 1 偶然出会った君 2 いっそ現れないでほしかった 3 どうせ現れたなら 4 メガルの道理と百万ウォン 5 スタートはしたけれど 6 彼女は本当におかしい 7 週末のデート 8 家族のイベント 9 意外な事件 10 彼女の決断 11 僕のチャンス 12 計画通りに進んでる 13 結婚式場で 14 再び、光化門で エピローグ 著者あとがき 日本の読者の皆さんへ 訳者あとがき
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