
マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」
ジュリア・ガレフ and 児島 修
累計読者数34
平均ハイライト数 33.4件/人
star総合評価 74/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 32%
この本について
仕事でも私生活でも、いざ大事な判断をしようとすると「自分の見方って本当に正しいのか?」と不安になることが多いですよね。相手の意見が違うだけで構えてしまったり、矛盾する情報を前にすると心がざわついたり。頭では冷静でいたいのに、実際はうまくいかない。自分でも驚くくらい、判断って感情に引っ張られます。 この本が面白いのは、そんな“モヤッとした状態”そのものを扱っているところです。世界を地図のように見ようとする「マッピング思考」を軸に、判断の精度を落とすクセをどう外すかがとても具体的に書かれています。たとえば、アイデンティティを軽くしておくことで相手の意見を理解しやすくなる話や、自分の考えを微調整し続けることで「考えを変える」ことが怖くなくなるプロセスは、実践したその日から効きます。気づかぬうちに希望的観測へ逃げてしまう傾向をどう扱うかも、実例ベースで丁寧です。 読んでいて感じたのは、この本は「もっと賢く正しい判断をしろ」とは言っていないこと。むしろ、矛盾や不安と仲良くするための姿勢づくりに近いです。違和感を放置しないための小さな習慣を積み重ねると、確信がない状況でも「これは賭ける価値がある」と思える判断が少しずつ増えていく。その感覚を取り戻したい人には特に刺さると思います。 自分の視点が固まってきたな、と感じているときに読むと、意外と動かせる余白がまだあるんだと気づける一冊でした。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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