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バカロレアの哲学 「思考の型」で自ら考え、書く

バカロレアの哲学 「思考の型」で自ら考え、書く

坂本尚志

日本実業出版社 / 2022-02-01

累計読者数10
平均ハイライト数 15.6件/人
推定読了時間 約3時間
star総合評価 53/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 21%

この本について

やりたいことがあるはずなのに、何に困っているのか自分でも言語化できないまま時間だけ過ぎていくこと、けっこうありますよね。考えようとしても、問いの立て方が曖昧なままなので、どこから手をつければいいのかもわからない。僕もよくそこで止まってしまいます。 『バカロレアの哲学』は、その“最初のつまずき”を丁寧にほどいてくれる本でした。特徴的なのは、いきなり深い哲学の話に飛ぶのではなく、「問題をどう分解するか」「どの言葉を定義するか」「なぜその引用を使うのか」といった、ごく実務的な思考の作業に光を当てているところです。問いを複数に分ける、肯定と否定をどちらも一度は筋の通る形で扱う、段落を変えるタイミングを意識する。こうした地味な工程が、モヤモヤした課題を“扱える形”に変えてくれます。 個人的に効いたのは、「もしそれがなければ?」と仮定してみる方法と、説明・解釈・正当化など似た動詞と比較して、そもそも自分がどんな行為を求められているのかを見直す部分でした。問いの形が変わるだけで、自分の考えが急に動き出す瞬間があるんだと実感しました。 自分の思考をもう少し丁寧に扱いたい人、そして“考える以前のつまずき”で止まってしまうことが多い人には、とても静かに効く本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

フランスの大学入学資格試験では必須の「哲学小論文」。その過程で学ぶ「思考の型」とはどのようなものなのか――。 哲学・人文に関心の高い人はもちろん、ビジネスシーンで「思考の重要性」を痛感している人は必読の一冊。
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