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一勝九敗(新潮文庫)

一勝九敗(新潮文庫)

柳井正

新潮社 / 2006-04-01

累計読者数31
平均ハイライト数 32.5件/人
推定読了時間 約2時間53分
star総合評価 74/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 33%

この本について

仕事でも副業でも、「こうしたほうがいい気がするのに、周りがついてこない」とか、「頭ではわかってるのに動ききれない」という場面、けっこうありませんか。自分もそこで何度も止まってきました。そんなときに『一勝九敗』を読むと、気持ちが妙に静かになるというか、地に足のついた視点をもらえるんですよね。 読者の方が保存していた抜粋には、柳井正さんが二十五歳で店を任され、従業員がほぼいなくなった状態から、仕入れも掃除も全部やりながら立て直した話がありました。あれを読むと、「覚悟」ってドラマチックな言葉じゃなくて、日々の作業を自分の手で回し続けることに近いんだと気づかされます。また、子ども服ブランドの失敗を、その後のユニクロの基盤につなげていくくだりは、失敗を肯定するのではなく、次の一歩の材料に変えていく実務的な姿勢がリアルです。頭で整理して終わらせず、実際に動いてから考えるという話も、机上で悩みがちな人にはかなり刺さると思います。 大きな戦略の話も出てきますが、読んでいて一番効いたのは「迷いながらでも、自分の手で前に進めるしかない」という、当たり前だけどなかなか腹に落ちない感覚でした。変化の途中にいる人ほど、この本はじわじわ効いてきます。こんな人に刺さると思います。正解が見えないまま、それでも手を動かしたいと思っている人。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

豪胆な父とは対照的に内気な息子・柳井正は、大学卒業後、家業の紳士服店を継いだ。やがて店をカジュアルウエアのトップ企業「ユニクロ」へと急成長させるまでには、数々の失敗の歴史があった。株式上場、急成長、業績低迷の実態に率直に触れつつ、高品質の衣料を低価格で売る秘訣、広告代理店任せにしない宣伝戦略、透明性の高い人事など、独自の経営哲学を惜しみなく公開する。
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