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DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある (WPB eBooks)

DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある (WPB eBooks)

橘玲

コアミックス / 2012-03-19

累計読者数21
平均ハイライト数 27件/人
推定読了時間 約2時間38分
star総合評価 70/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 36%

この本について

SNSを見ていると、「どっちが悪いの?」みたいな二択で片づけられない問題ばかりで、正直しんどくなることがあります。自分なりに考えたいのに、背景を知らないまま善悪で語られていく感じにモヤモヤする……そんなときに、この本が少し呼吸を整えてくれました。 橘玲さんの『DD論』は、世界の紛争や価値観の衝突を“どちらかが絶対的に悪い”という前提からいったん離れて見せてくれます。といっても「全部どっちもどっちだよ」と突き放すわけではありません。むしろ、人がそれぞれ“違う事実の世界”で生きてしまう構造を丁寧に説明し、そこで対話が噛み合わなくなる理由を具体的に描いてくれるところが、この本の効きどころだと思います。例えば、イスラエル・パレスチナ問題やホロコースト後の記憶政治のような重たい題材を扱いながら、「なぜ当事者は自分の正義を手放せないのか」という人間側の事情が浮き上がってくる。 読んでいて救いになるのは、単純化した正義のぶつけ合いに疲れたときの“逃げ場”をつくってくれる点です。忘却が共同体の中でどのように機能してきたのか、逆にそれがマイノリティにはどんな暴力になるのか。そういう矛盾を抱えながらも、現実に人はどうやって折り合いをつけてきたのかが、具体的な歴史を通して見えてきます。理想論ではなく、泥くさい現実の話が多いので、自分の判断の軸を少しほぐしてくれる感覚がありました。 善悪だけで語れない問題に触れるたびにしんどくなる人、あるいは「どうしてこんなに議論が噛み合わないのか」と感じやすい人には、静かに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

時は21世紀の平和な日本。暗殺拳である北斗神拳を使う場面なんてないケンシロウ達は、バイトして生活をしていた。修行に明け暮れた拳士達は現代の空気なんて当然読めない。北斗三兄弟だけでも面倒なのに、続々登場する南斗の強敵(とも)達。北斗と南斗の空気読めない闘いの火蓋が切って落とされた!!
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