
マッキンゼー 勝ち続ける組織の10の法則 (日本経済新聞出版)
スコット・ケラー、メアリー・ミーニー、マッキンゼー・アンド・カンパニー・ジャパン 人材・組織・パフォーマンスグループ
日経BP / 2022-11-22
この本について
組織の話になると、目の前の業務に追われながら「そもそも、今のやり方って本当に機能しているのか…?」と立ち止まる瞬間があります。人を育てたい気持ちはあるのに、会議や意思決定のクセは変わらず、結局いつも同じ壁にぶつかる。自分もよくこのループにハマります。 この本が助かったのは、抽象論ではなく、組織の「行動」をどう変えるかをひたすら具体的に書いてくれているところでした。たとえば、営業が成果を出す人ほど「顧客がされたいように扱う」という視点を持っていた話は、自分のコミュニケーション習慣を見直すきっかけになりましたし、意思決定のバイアスを減らすための“プレモータム”や“レッドチーム−ブルーチーム”のような手法は、明日の会議から試せるレベルの実用性があります。また、勝ち続ける企業が人材の成長をマネジメントの中心に置いているという指摘は、結局のところ「仕組みづくりが人の行動をどう変えるか」を忘れない姿勢が重要なんだと腑に落ちました。 肩の力が入りがちな組織論を、現場に落とし込んで考えたい人に向いています。組織づくりに正解はないけれど、迷ったときに戻る“判断の軸”を一本持っておきたい。そんなときにそっと置いておくと効く一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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