
BCGが読む経営の論点2023 (日本経済新聞出版)
ボストン コンサルティング グループ
日経BP / 2022-11-04
この本について
仕事の変化が速すぎて、自分の判断や学び方がこのままでいいのか…そんなモヤモヤを抱えること、けっこうあります。現場の危機対応から新しいスキル習得まで、どこから手をつければいいのか分からなくなる瞬間ってありますよね。 この本を読んで感じたのは、「自分が迷っていたポイントは、実は組織全体が同じように悩んでいることなんだ」という安心感でした。たとえば重大リスクが起きたとき、上に順番に上げていく従来の意思決定フローではもう間に合わない、という話は、本当に実務の感覚に近いです。経営が直接判断できるように設計し直す発想は、僕自身もこれまでの前提を一度リセットするきっかけになりました。 また、学ぶべき内容が常に変わる今の環境で、「何を知っているか」より「どう適用するか」の比重が上がっているという指摘も刺さります。気合や根性ではなく、個別最適化された学びをどう日常に組み込むかという現実的な視点は、スキルアップ迷子になりがちな人には救いになると思います。 さらに、脱炭素やメタバース、メディアの構造変化など、耳慣れたテーマの裏側にある“いま押さえておくべき論点”が整理されているので、表面的なトレンド追いではなく、自分の仕事にどうつなげるかを考えやすい構成になっています。特に「学び直しが勝敗を分ける」と感じている人にはしっくりくるはずです。 変化を自分ごととして受け止めたい人に向いている一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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