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全社デジタル戦略 失敗の本質

全社デジタル戦略 失敗の本質

ボストン コンサルティング グループ

日経BP / 2025-06-29

累計読者数8
平均ハイライト数 23.1件/人
star総合評価 68/100
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この本について

業務改革やDXの話になると、「結局なにを作りたいんだっけ?」と会議が迷走したり、要件が積み上がるほど本来の目的が遠ざかっていくことってありますよね。僕もプロジェクトに関わるたびに、手段と目的の順番がすぐ入れ替わってしまう感じにずっとモヤモヤしていました。 この本は、そのモヤモヤを言語化しつつ、現場目線でも経営目線でも「どこでボタンを掛け違えているのか」をかなり丁寧に示してくれます。たとえば、要件定義がぶれる理由を“業務プロセスの前提を疑わないまま議論しているから”と指摘したり、逆に“ToBeだけ決めてAsIsを見ない危うさ”にも触れてくれる。さらに、経営陣がスケジュールと予算ばかり追うことで、現場が目的を矮小化していく構造まで踏み込んでいて、読んでいて何度もうなずきました。 特に刺さったのは、IT投資を「事業ストーリーと連動させる」という基本が、実は一番むずかしいという前提で書かれているところです。理想論ではなく、発注者側に知見がたまらない構造や、ベンダー提案に乗せられて目的が消える瞬間など、現場あるあるをちゃんと扱ってくれるから、自分のプロジェクトにそのまま照らしやすいんですよね。 「DXの議論がいつも抽象的でしっくりこない」「要件定義になると急に手触りがなくなる」という人には特に刺さると思います。目的、手段、体制、その三つのズレを一度落ち着いて見直したいときにちょうどいい一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ボストン・コンサルティング・グループで大手企業への業務システム導入を成功させてきた筆者が、日本のDXの失敗の本質に切り込む。
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