
食事は人生を変える 自分史上最高のカラダになるためのフードハック術
Kanekin
KADOKAWA / 2022-12-27
この本について
食事を整えたい気持ちはあるのに、コンビニで何となく手が伸びるものがいつも同じだったり、脂質が多いとわかっていても「美味しいし今日はいいか」と流されてしまったり。自分でも理由はわかっているのに、結局いつも同じ選択をしてしまう時期ってありますよね。僕もまさにそこでもがいていた時期に、この本を読んで食べ物の見え方が少し変わりました。 特に刺さったのは、「腹筋はキッチンで作られる」という言葉に象徴されるように、身体づくりの大半は“選ぶ前の段階”で決まっているという視点です。日本では“美味しさ”優先の文化が強くて、気づけば脂が多いものを無意識に選んでしまう。でも著者はそこを責めるのではなく、まず表記を見る、自分に必要な栄養を把握する、そのうえで意志をもって選ぶ。こうした小さな態度の変化こそが、結局いちばん効くと語っています。PFC の数字をただ覚えるんじゃなく、「なぜ」そうするのかを自分で理解することで、やる気に左右されない習慣になるという説明も腑に落ちました。 あとは、いきなりサプリに走らないで、まずは食事で土台をつくるという姿勢も安心感がありました。赤身肉や胸肉を基準に考えるアメリカの食文化との違いを示しながら、「美味しい=脂が多い」という思い込みを一度ほぐしてくれる感じがあります。食を“楽しむもの”のままにしつつ、選択の軸だけほんの少し整える。それくらいの温度で語られているのがちょうど良かったです。 自分の食選びがいつも行き当たりばったりになりがちな人、理由づけがないまま続けては崩れるのを繰り返している人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
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