
メンタルヘルス大国アメリカで実証された 心がモヤらない練習
須田賢太 and まるいがんも
この本について
最近、ふとした瞬間に過去へワープして「あのときちゃんと確認していれば…」と自分を責め続けたり、まだ起きてもいない未来の不安に頭を乗っ取られることが多くて。気づけば、現実で対処しなきゃいけないことから目が離れ、余計にややこしくしてしまうんですよね。そういう日に限って集中力も落ちるし、気持ちも荒れやすい。わかっていても止められない、この悪循環に悩んでいました。 この本は、そのループから抜け出すための「今この瞬間に戻る練習」をかなり丁寧に教えてくれます。例えば、20秒だけ体験を観察すること。言葉にせず、ただ起きている感覚に注意を向けるだけで、感情に飲み込まれる前に自分をいったん外側から見られるようになります。また、出来事を良し悪しで断定しない姿勢を身につけることで、脳が勝手にネガティブな物語を作り上げるクセが少しずつ弱まっていきます。そして、受け入れがたい現実に出会ったときこそ「徹底的な受容」を使うと、余計な苦悩を増やさず、やるべき対処に集中できるようになる。そのあたりは実生活でかなり効きました。 仕事でも人間関係でも、モヤモヤが長引くときって、たいてい「事実」と「評価」がごちゃ混ぜになっているんだと気づかされます。自分の感情に正解はあるのかと悩んでしまう人ほど、この視点の切り替えが楽になると思います。 自分の気持ちに振り回されやすい、あるいは過去と未来の考えごとで疲れやすい人に、静かに届く本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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