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再読だけが創造的な読書術である

再読だけが創造的な読書術である

永田希

累計読者数9
平均ハイライト数 14.8件/人
star総合評価 58/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 37%

この本について

最近、読書しようとしても気が重いことがありませんか。読んでもちゃんと理解できているのか不安になったり、つい「新しい本」に逃げてしまったり。僕も同じで、読む前から勝手に萎える時期がよくあります。そんなときに、この本の「再読は、自分の変化ごと読み直す行為だ」という視点がかなり効きました。 初読の印象に縛られていると、再読はなんとなく怖いものになります。でも著者は、そこにこそ面白さがあると言います。読み落としを認めるとか、昔の自分の読み方を相対化するとか、少し気まずい作業を通っていくことで、自分の中のネットワークが組み替わっていく。実際、時間が挟まったことで、以前なら読み飛ばしていた一文がやけに刺さることがあり、ああ自分も変わったんだなと思わされます。 もうひとつ刺さったのは、「古典を読むときは、それがなぜ古典になったのかを見る」という姿勢です。単なる難しい本ではなく、その本を読み継いできた“誰かの再読の連鎖”まで意識すると、急に距離が縮まる。読むことそのものが孤独で豊かな行為だという話も、読書に疲れているときほど沁みます。 新しい刺激に追われがちな人ほど、この本の静かな視点が役に立つと思います。特に「ちゃんと読めていない気がして、読書が億劫」と感じている人には、肩の力を抜くきっかけになるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

本を繰り返し開くことは、自分自身と向き合うことである。「多読という信仰」を相対化し、「自分ならではの時間」を生きる読書論!
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