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自律神経の科学 「身体が整う」とはどういうことか (ブルーバックス)

自律神経の科学 「身体が整う」とはどういうことか (ブルーバックス)

鈴木郁子

講談社 / 2023-04-13

累計読者数11
平均ハイライト数 15.6件/人
推定読了時間 約4時間26分
star総合評価 60/100
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この本について

なんとなく体が重い日が続いたり、ストレスがかかると胃だけがやられたり、呼吸が浅くなっている気がしたり。原因がはっきりしないまま「自律神経のせいかな…」で片づけてきたけれど、結局どう向き合えばいいのかはよく分からないまま、という人は多いと思います。僕もその一人でした。 この本が面白いのは、マッサージで内臓の調子が変わる理由や、ストレスで胃が荒れるメカニズム、呼吸が浅くなると横隔膜が疲れて不調につながる流れなど、日常で起きている“なんでそうなるの?”に全部説明がつくところです。たとえば、強いストレスで交感神経と副交感神経が同時に活性化して胃潰瘍に向かう話は、単なる「ストレスは良くない」ではなく、自分の体で今なにが起きているのかが手触りで分かってくる感覚があります。あるいは、歌ったりおしゃべりしたりすることで横隔膜の張りをゆるめられる、という昔からの知恵に科学的な裏付けがあるのも、読んでいて腑に落ちました。 全体として、生活のなかの小さな違和感を「気のせい」で流さず、体の信号として受け取る視点をくれる本だと思います。特に、ストレスとの距離感がつかみにくい人や、呼吸や胃腸など“なんとなく不調”が続く人には静かに効いてきます。自律神経という大きなテーマを扱いながら、決して大げさに煽らず、日々の選び方を少しずつ変えるヒントをくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

・「自律神経のバランスが乱れている」ってどういうこと? ・皮膚を刺激すると自律神経の活動が変わる? ・瞳を見て、自律神経の活動を確認する方法 ・「気持ち」によって内臓の動きが変わるのはなぜか ・じつは「自律神経失調症」の定義はない? ・交感神経と副交感神経、それぞれの異常で生じる症状とは ・深呼吸で気持ちがやわらぐ理由 ・緊急時に馬鹿力が出るのはなぜか ・怒ると心拍が上がり、嫌悪感を抱くと体温が下がる仕組み ……など ーー自律神経が心身を巧みに調整していた! 【全身を調整する自律神経のしくみがわかる】 「心身の不調は自律神経が原因かもしれない」「自律神経のバランスが乱れている」などとよく耳にします。 そもそも、自律神経とはどのような神経なのでしょうか? 簡単に言えば「内臓の働きを調整している神経」。 全身の臓器とつながり、身体の内部環境を守っています。 自律神経に関わる歴史的な研究を辿りながら、交感神経・副交感神経の仕組みや新たに発見された「第三の自律神経」の働きまで、丁寧に解説していきます。
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