
広告コピーってこう書くんだ!読本〈増補新版〉
谷山雅計
累計読者数5
平均ハイライト数 9.8件/人
star総合評価 56/100
trending_up後半加速型
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この本について
文章を書くとき、「そもそも何を書けばいいんだろう…」というところで手が止まることってありませんか。考えても出てこないし、出てきても薄い。選ぶ以前に“材料”が足りてない感じ。コピーに限らず、日々の企画書やメモでも同じ壁にぶつかんだよな、と読んでいて思いました。 この本が効くのは、書く行為を“才能”ではなく“手つき”として見せてくれるところです。まず散らかす。とにかく大量に書いてみる。そこで初めて選ぶ目が育つし、選んだものを磨く意味も生まれる。もうひとつ大事なのは、「文章力よりも、対象についてどれだけ深く考えられたか」という視点です。うまく書けないときって、実は言葉じゃなくて中身の方がスカスカだったりする。そう言われると耳が痛いんですが、逆に言えば、観察したり、関係性を拾ったり、昔の自分の気持ちを思い出したりすれば、書ける材料はいくらでも増やせるということでもあります。 「誰も広告なんて好きじゃない」という前提も、妙に腑に落ちました。だからこそ、相手の知的な受け皿を信頼しつつ、こちらは対象を深く考え続ける。この距離感が実務にもけっこう転用できるんですよね。伝わらないのは文章力のせいじゃない。対象にどれだけ向き合えたか。その確認作業として、この本はかなり実用的です。 自分の言葉が薄く感じる人、企画や文章に「中身がない」と言われたことがある人にはとくに刺さると思います。
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