
糖質疲労
山田 悟
累計読者数34
平均ハイライト数 17.1件/人
star総合評価 66/100
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この本について
食後に急に眠くなったり、午後だけ妙に集中が切れたりして、「寝不足かな」「年齢のせいかも」と片づけてきたことってありませんか。自分もずっとそんな感じで、原因がはっきりしないまま悩んでいました。でも、この本を読んでみると、そのモヤモヤの正体が“血糖値の上下”にけっこう左右されていたのかもしれない、と思わされます。 特に驚いたのは、低GIだとか全粒粉だとか、そういった「なんとなく良さそう」なイメージよりも、実際は“どれだけ糖質を摂ったか”のほうが血糖値に直結するという指摘です。そばでも上がるし、果物でも上がる。そして血糖値スパイクを繰り返すと、酸化ストレスや微小炎症まで起こり、だるさや集中力の低下につながる。こうした話を知ってからは、食べてすぐ眠くなる理由が腑に落ちました。 もうひとつ救いだったのは、「糖質を減らせ」と言い切るだけではなく、たんぱく質や脂質がどう血糖値の上昇を抑えるのかを、科学的な根拠をもとに説明してくれるところです。油やバターを足すだけでブレーキがかかるとか、米を最後に食べるほうがいいとか、日常で試しやすい工夫が多くて、極端な我慢をしなくても調子に変化が出るのを実感しやすいと思います。 食後のだるさや気力の落ち込みに心当たりがある人、またスポーツや仕事で「ここぞ」で力が続かない人には、とても刺さる内容です。自分の体調のブレを“気のせい”で片づけたくないとき、一度立ち止まるきっかけになる本でした。
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