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日本人の知らないベトナムの真実 (扶桑社BOOKS新書)

日本人の知らないベトナムの真実 (扶桑社BOOKS新書)

川島 博之

扶桑社 / 2024-06-27

累計読者数8
平均ハイライト数 66.1件/人
推定読了時間 約5時間1分
star総合評価 73/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 37%

この本について

海外のニュースや経済の話を聞くたびに、「表に出ている数字や制度って、どこまで信用していいんだろう…?」と迷うことがあります。発展途上国の急成長を見ても、その裏側の仕組みや倫理観まではなかなか掴めず、理解しきれないもやもやがずっと残ったままになることが多いと思います。僕自身、このあたりを曖昧にしたまま仕事でアジアの話をすると、どこか自信が持てませんでした。 この本は、ベトナムという一つの国を通して、そのもやもやを丁寧にほどいてくれる内容でした。たとえば「GDPは必ずしも実態を映さない」「三権分立ではなく“党が政府を指導する”」「汚職への倫理観がそもそも違う」など、教科書では拾えない前提がわかるだけで、ニュースの読み方が一段階変わります。また、歴史や地縁・血縁の文化がいまの政治や経済にどうつながっているかも描かれていて、制度の“形”ではなく“中身”を理解できるのがありがたいところでした。 仕事で海外と関わる人はもちろんですが、「なぜ途上国は発展の途中で失速するのか」「なぜ制度をつくっても機能しないのか」といった素朴な疑問を抱いている人にはとても刺さると思います。僕にとっては、アジアを見るときの“前提のズレ”を自覚させてくれた一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

中国と国境を接し、2000年の歴史を持つが、日本と全く異なる社会主義の世界を紹介! ベトナムの歴史、政治、経済、産業がわかる! 【目次】 第1章 現代ベトナムの政治と社会 ベトナム共産党/蔓延する汚職と汚職退治/ベトナム政治の三つの対立 第2章 民衆の心の中のベトナム史 北属時代と独立(ベトナムの古代)/元寇、明からの再独立、南北朝時代(ベトナムの中世)/フランス植民地と日本の進駐(ベトナムの近世・近代)/第一次インドシナ戦争とベトナム戦争/カンボジア侵攻と中越戦争 第3章 GDPと人口動態から読み解くベトナム経済 GDPから読み解くベトナム経済/人口動態が示すベトナム経済の行方 第4章 農業国から工業国へ――ベトナムの産業 エネルギー消費量と経済成長の関係性/ベトナムはもはや農業国ではない/貿易と海外直接投資が示す工業国としてのベトナム 第5章 ベトナムの未来と日本
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