
老害脳 最新の脳科学でわかった「老害」になる人 ならない人 (ディスカヴァー携書)
加藤俊徳
累計読者数8
平均ハイライト数 10.3件/人
star総合評価 48/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 23%
この本について
年上の人との関わりで、なんとなく息苦しさを感じる場面ってありませんか。相手が悪いと言い切れないし、自分が敏感すぎるだけかもしれない。でも理不尽さを飲み込むたびに、どこにモヤモヤの正体があるのか分からなくなる。僕も仕事で似た経験が続いた時、この本に手を伸ばしました。 読んで気づいたのは、「老害」と呼ばれる行動の多くが性格ではなく脳の働きの変化から生まれる、という視点でした。年齢を重ねるにつれて、自分の倫理観を他人に当てはめやすくなること。専門性が高い人ほど感情を抑える思考に入り込み、気づかないうちに相手の自由を奪ってしまうこと。そして、似た者同士で固まるほど小さな違いが対立に育ちやすいこと……どれも、日常の小さな引っかかりにそのまま重なりました。 この本がいいと思ったのは、誰かを断罪するためではなく、「なぜそうなるのか」を脳の仕組みから丁寧に説明してくれるところです。自分が年齢を重ねた時に同じ落とし穴に入らないための視点にもなるし、すでにしんどい場面にいる人が距離感を考えるヒントにもなります。「自分もいつかそっち側になるかもしれない」と不安を感じている人には特に刺さると思います。
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