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新版 「読み」の整理学 (ちくま文庫)

新版 「読み」の整理学 (ちくま文庫)

外山滋比古

累計読者数7
平均ハイライト数 23.9件/人
star総合評価 66/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 42%

この本について

最近、初めて読む分野の本や文章に向き合うと、「読めている気はするのに腑に落ちていない」という感覚がよくあります。仕事でも、言葉だけは追えているのに、相手の意図がつかめず空回りすることがあって、読めていることと理解していることは別なんだなと痛感します。 外山滋比古さんの『「読み」の整理学』は、そのモヤモヤを言語化してくれた一冊でした。とくに、既知を読む「アルファー読み」と、未知に挑む「ベーター読み」を分けて考える視点がすごく効きます。わからない部分をすぐ補おうとせず、あえて曖昧さを抱えたまま反復して読むことで、新しい思考が立ち上がってくるという話は、実際の仕事の学びにも近い感覚でした。また、読み手のコンテクストは必ずズレるという前提のおかげで、「正解の読み方」を探すプレッシャーがほどけて、読み方そのものが少し自由になります。 「専門書や難しい文章を前にするとすぐ心が折れる人」「読むことをもう一度ていねいに捉え直したい人」には特に刺さると思います。理解が追いつかなくても、読み続けることで徐々に輪郭が見えてくる。その当たり前のようで忘れがちな読みの姿勢を、静かに取り戻させてくれる本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

読み方には2種類ある。既知を読むアルファ読みと未知を読むベータ読み。『思考の整理学』の著者が現代人のための「読み」方のコツを伝授する。
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