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二項動態経営 共通善に向かう集合知創造 (日本経済新聞出版)

二項動態経営 共通善に向かう集合知創造 (日本経済新聞出版)

野中郁次郎, 野間幹晴, and 川田弓子

日経BP/日本経済新聞出版 / 2024-11

累計読者数6
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star総合評価 60/100
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この本について

仕事で判断に迷うとき、「効率を取るか、理念を取るか」「数字を見るか、現場を見るか」みたいな二択に追い込まれる場面ってけっこうありますよね。どちらかを選んだ瞬間に何かを失っている気がして、モヤモヤが残る。僕自身、その感覚を抱えたまま働いてきたタイプです。 『二項動態経営』を読んで感じたのは、この本は「二択で悩む前提そのもの」をひっくり返してくれるということでした。数値と理念、短期と長期、現場と戦略みたいな対立関係を、あれかこれかではなく「あれもこれも」で捉える視点が、妙に現実的なんです。たとえば高知支店の話では、「誰のために仕事をするのか」という存在目的を徹底的に語り合ったうえで、数字も毎日凝視して意味づけしていく。理念と実務が矛盾しない形で噛み合っていくプロセスが描かれていて、読んでいて自分の仕事の見え方まで変わりました。 また、この本が強調する「戦略=生き方」という視点も、決して哲学的な言い回しではなくて、日々の判断一つひとつに紐づく感覚に近いです。正しい答えを外から持ってくるのではなく、自分やチームの直接経験から意味づけを積み上げていく。そのプロセスが結果的に数字にも価値創造にもつながるという考え方は、流行りの手法に振り回されがちな人ほど腑に落ちると思います。 特に「自分の仕事に一本の軸を通したいけれど、現実の数字からも逃げられない」という人に、静かに刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

物事や問題を「あれもこれも」の二項動態で判断し、行動する二項動態経営。日本を代表する経営学者が混迷突破のマネジメントを提言。
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